3度目のムーミン

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1月、2月と忙しい日々が続き、3月は年度末ということでやはり忙しい。朝起きて納豆を食べて仕事をし、晩酌の焼酎のお湯割りで締める日々を繰り返す。当たり前のことだが疲労が蓄積し、少しずつ色んなものがぎくしゃくしてくる。実に良くない。

そんなとき、ほぼ日でトーベ・ヤンソンの人生を、ぼくたちはもう一度生きる。を読みました。

冬もまぢかな、ひっそりとした秋のひとときは、
寒々として、いやなときだと思ったら大まちがいです。
せっせと、せいいっぱい冬じたくのたくわえをして、
安心なところにしまいこむときなのですからね。
自分の持ちものを、
できるだけ身近にぴったりひきよせるのは、
なんと楽しいことでしょう。
自分のぬくもりや、自分の考えをまとめて、
心の奥深くにほりさげたあなに、たくわえるのです。
その安心なあなに、たいせつなものや、とうといものや、
自分自身までを、そっとしまっておくのです。

ムーミン谷の十一月

その直後、私はムーミン全集を大人買い。アマゾンや楽天では売り切れになっている限定スペシャルBOX(全9巻セット)が絵本ナビにあったので、迷うことなくポチッたのです。

講談社から出ているムーミンの文庫を買いそろえるのは、実はこれが3度目です。初めて買いそろえたのはたしか中学生の時、次に買いそろえたのは一人暮らしをしていた20歳前後。何度も繰り返し読みましたが、引越を繰り返しているうちに、どちらもいつの間にか手放してしまいました。今回購入したのはあの懐かしいピンクの表紙ではないものの、中身は同じムーミンでした(当たり前だ)。

この作品のどこにひかれてるのか、説明するのはちょっと難しいのですが、上に引用した「ムーミン谷の十一月」の一節を読むと何となく村上春樹に通じるものを感じたりもします。その時の気分でひっかかる部分が変わり、色んな読み方ができるので飽きないのかもしれません。どの登場人物(?)もマイペースで自分の好きなことばかりしているのに、気が付くと肩を寄せ合ってひとかたまりになっているようなところも好きです。

しばらく就寝前の楽しみとして布団の中でパラパラしたいと思います。

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