ラクティスかそれとも

Pocket

昨日は午前中で仕事が片付き、天気も良かったので府中にある郷土の森博物館に出かけた。ちょうど梅祭りをしていて、おおぜいの客でにぎわっていた。息子は梅を愛でることも古民家に興味を抱くこともなく、ただひたすらにそのへんをヨチヨチ歩き回り、噴水のある池を見て大喜びしていた。君が楽しいのならそれで良いです。

こうやって家族3人して出かけられるのも車があるおかげであって、筋金入りのペーパードライバーだった1年前を考えると自分でもちょっと信じられない。そこそこ運転にも慣れてきて、調布駅近くでやたら狭くなる甲州街道を走っていてもそれほど恐怖を感じなくなってきた。電車と違って乗り換えをしたり、荷物を運んだりする必要がなく、気軽に外出できるのが何よりありがたい。

まあ、慣れてくると欲が出てくるもので、今度はもう少し大きな車に乗りたくなってきた。父から譲ってもらったホンダのライフは10年物で、まだまだ元気に走るが、運転しているとチャイルドシートに座った息子に後ろから蹴られる。周知のこととは思うが、ワタクシはなにしろ足が長いので、シートをそれなりに下げないと運転がしにくい。息子にもゆったりと車を楽しんで欲しいので、私も多少譲歩してロングな足を縮め、車内環境の向上に努めているが、それも早晩限界を迎えそうだ。

そこで買い換え候補をいくつかピックアップしてみた。予算は150万円くらいを考えていて、安ければそれに越したことはない。実は前から見かけるたびに「かっこいいなあ」と思っていた車がある。マツダのアクセラである。

このデザインは好みが分かれると思うが私は大好きだ。鮫のような顔をした流線型のデザインでインテリアも安っぽさがない。最近はキャンペーンでカーナビ付き150万くらいのモデルがあり、コストパフォーマンスは高い。

次に良いなと思ったのが、ホンダのフリード スパイクである。後部座席をバターンと倒すと大人2人が寝転がることのできるスペースができて何でも積めるし、サイトを見れば分かるが海や山への小旅行に大活躍しそうな車である。ただ、軽自動車から乗り換える人間には、この車体はちょっと大きすぎる気がする。どうやって車庫入れするんだこれ。

で、最近候補にあがったのがトヨタのラクティスである。モデルチェンジをして新垣結衣さんが「イマドキ家族にコンパクトこれってアリ?」とちょっと無理のあるCMをしていたアレである(コンパクトに家族で乗ったらアカンのか)。ラクトフェリンを想起させるおなかに良さそうな名前で、新垣さんがCMをしていなかったら無視していたところだが(私は彼女を陰ながら応援しているのである)、ちょっと検索してみたらコンパクトカーだが車内が広く、使い勝手が良さそうである。価格も安いのは150万を切っているし、妻に話したらかなり気に入ったようなので、近所の販売店でカタログをもらってきた。

フリード スパイクがちょっと手に余りそうなので最初に候補から外れたが、次に候補から外れそうなのがアクセラである。私個人は、こういう車に乗って高速を飛ばすのはさぞかし気持ちが良いだろうなと、まだ踏ん切りが付かない部分もあるのだが、ファミリーカーっぽくないという高度に抽象的な理由で却下となりそうである。私の考えるファミリーカーは実家にあったポンコツだったりするわけだが。

子供の頃、私は父親の運転が嫌いだった。とにかく慎重で信号が赤から青に変わってもすぐにはアクセルを踏み込まず、左右をよーく確認してからゆっくりと発進するのでよく煽られた。運転している本人は気にしていない風だったが、こちらはなんだか居心地が悪くて、もっとガンガン飛ばせば良いのにと思っていた。父にしてみれば、小さい子供を3人乗せていたから、そちらの安全が最優先であって、それ以外のことはどうでも良かったんだろう。自分に子供ができるまで、そんなこと考えもしなかった。

そのうちにいろいろと思い出してきて、夏休みに父が借りてきた軽自動車に乗って家族5人で日本海を目指し、そのポンコツが山道を上れなくて、私と弟が車を降りて押したことやポンコツの屋根にキャンプ道具を無理矢理くくりつけてキャンプに出かけたこと(荷物がいつ屋根から落ちるかたいへんスリリングだった)、冬になるとバッテリーが上がって出かけられなくなったことなどが頭に浮かんできた。

こういう車にまつわる楽しい思い出を自分の子供にもたくさん作ってあげたいと思うわけだが、それにはアクセラよりもラクティスの方が役回り的にぴったりだと思うのである(極私的見解です)。荷室が広いので何でも入りそうだし、いざとなれば車中泊もできそうである。車中泊、想像するにけっして快適ではないと思うのだが、なんだか楽しそうで一度やってみたい。狭いから息子と妻は車中、私は車外というオチが待ってるような気がするけれど。

追記:三菱のTOWN BOX CAMPERもちょっと面白いなあ。

カテゴリー: Blog タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。