デュアルディスプレイを試してみた

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翻訳作業の際、原文をプリントアウトして画面の左側に置き、それをにらみつけながら作業するやり方に長年慣れ親しんできました。紙に印刷する方が目に優しく、読みやすいからですが、ページ数の多い文書を印刷すると紙もインクも大量に消費する上、記載されている内容によってはシュレッダーにかけて処分する必要があり、最近はメリットよりデメリットの方が大きいように感じていました。

我が家には使っていないディスプレイが1台ありましたので、年始という機会をとらえてデュアルディスプレイ環境にしてみました。向かって左のディスプレイに原文ファイルを表示し、右側のディスプレイで作業しています。

当初、デュアルディスプレイ環境を構築しようとした際、それぞれのウィンドウはどうやって2つのディスプレイの間で動かすんだろう、と疑問に思っていたのですが、メインのディスプレイ(我が家の場合は右側のディスプレイ)でウィンドウの上部をドラッグし、画面の左端まで持っていくと、まるでひとつの画面のように左の画面の方へ移動していきました。ディスプレイをそれぞれパソコンに接続し、少しプロパティをいじるだけ。特別な設定をしなくてもすぐに使うことができ、違和感なく、自然に使用できます。

導入して良かったのは、上述した紙やインクを消費しなくて済む点です。資料のPDFファイルなどもサブディスプレイに表示すればいいので、作業用のメインディスプレイを広く使えるのもうれしいところ。ディスプレイが2つ並ぶと圧迫感がありますが、使わない時はサブのディスプレイの電源を落とすなどして対応したいと思います。

最近は、大きなディスプレイでも1万円程度で購入できます。1つの画面で複数のアプリケーションを立ち上げ、その切り替えにイライラしているような方には、デュアルディスプレイおすすめです。

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