金偏に鹿と匕

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このところ、なぜ、この人と話をすると楽になるのか(吉田尚記)幸せになる勇気(岸見一郎、古賀史健)を読み、頭の中がなんとなくさわやかなので、バランスを取るためにいびつな絆 関東連合の真実(工藤明男)関東連合:六本木アウトローの正体(久田将義)を読みました。読書も食事と同じようにバランスが大切ですが、今回は少しマイナスに振れすぎたような気がします。

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さて、関東連合:六本木アウトローの正体を読んでいたところ、「」という漢字が出て参りました。「」の異体字で「みなごろし」と読むそうです。そういう名前の暴走族があったそうで、名前だけで股間が寒くなりますが、漢字馬鹿としては金偏に鹿と匕と書いてなぜ「みなごろし」なのか気になります。

温器也。一曰金器。从金麀聲。
说文解字䥝的解释

説文解字では上記のように解説されており、漢字源による解説は下記の通りです。

①行き詰まる。閉じ込める。おしこめてみなごろしにする。②温度が冷めないように、物を中に押し込めておく器。保温なべ。
漢字源

うーむ、説明の順番は逆ですが、どうやら「物を中に押し込めておく器」から転じて「おしこめてみなごろしにする」の意味が発生したようですね。漢字源には「のち、略して鏖と書く」ともありますので、「鏖」は「」の略字のようです。

中國哲學書電子化計劃でいくつか例文を確認できますが、近現代で使われた例はなさそうです。*1 よくこんな漢字を見つけてきたなと感心しました。暴走族の中に漢和辞典が好きな人でもいたのかしらん。

  1. 「鏖」の方は「鏖兵鏖战」などの単語があり今でも使われています。 []
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