ナンとかの自由に責任は伴わないのか

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朝日新聞で従軍慰安婦の記事を書いていた元記者への脅迫を扱った言論抑圧、主役はあなたですを読んだんですが、なんか全体に展開が乱暴ですね。

「言論を窮屈にするのは、まずなによりも、権力のサーベルであるよりは、跳ね上がりの素人運動家の怒号であり、考えの浅い人間たちの徒党がもたらす雰囲気なのだ」というのは、自分と主義主張の違う人間はみんな素人で考えが浅いと言っているに等しい。左には右からの、右には左からの意見・批判が寄せられるのは当然じゃないか。それを否定するとそれもまた言論抑圧になると思うんですけどね。「というのも、賢くも繊細な編集者諸氏は、大量の言論廃棄物処理にいまだに適応できていないからだ」という風に他者の意見をゴミ扱いするのって個人的にはありえない。

脅迫は論外として、朝日新聞の誤報問題がいつまでたっても収まらないのは、社長が頭を下げただけで誰も責任を取っていないからだろうと思います。これが一般に市販されている製品なら、その瑕疵によって購入者が不利益を被った場合、製造者が責任を負うことになりますが、新聞や雑誌はその中身に問題があっても誰も責任を取らない。それを批判して「バッシング」や「言論抑圧」という方向に話をすり替えられると、さすがにちょっといい加減にしろってなります。

「主役はあなたです」か。当たり前じゃないか。世間の人間はみんなそれを知らないバカだと思ってるんだろうかこの人は。

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