ダイスキン – 雑念の保存先

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ダイソーで販売されているモレスキン風の手帳、通称ダイスキンを購入しました。

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夜、仕事を終えて焼酎のお湯割りを飲みながら、図書館で借りてきた本をパラパラめくるのが好きで、その際、気になった個所をメモしたり、頭に浮かんだことを書き留めておくための手帳です。私は「雑念帳」と読んでいます。とりとめがないことを書き留めるための落書き帳のようなものなので、本物のモレスキンのような高価な手帳を使う気にはなれませんが、108円ならためらうことなくペンを走らせることができます。

このメモ取りは最近なんとなく始めたことなのですが、当初は無印良品の文庫本ノートを使っていました。紙の質が良く、愛用しているゼブラのサラサクリップとの相性もばっちりでした。ただ、この文庫本ノートは180度に開いてくれないので、ページが進むにつれて書きにくくなり、かなりしっかり押さえていないとページが閉じようとします。ちょっとしたメモ書きがしたいだけなのに、なぜこんなに力を込めなければならないのか。何だか疲れてきたので代替品を探すことにしたのでした。

ダイスキン

いろいろ検索いたしました。Notebookers.jpとかモレスキナリーとか見てると手帳の活用例がたくさん紹介されていて圧倒されます。私も何かしなければならないような気がしてダイスキンに北辞郎のロゴを貼って自己主張することにしました。私はなにごとも形から入る方です。

それでまあ、実際どんなことを書き込んでるのさ、という話になるのですが、たとえば私は今、納豆の快楽を読んでいます。その中に納豆を作るときのワラのことを「苞(つと)」という、と書いてあります。そうなると、「あ、明日漢典で検索しよ」とか思うのでメモします。塩辛納豆のことも出てきて、元々は中国から伝わった「豉(くき)」というもので、紹介されている作り方を読むとどうも「豆豉」と似てるような気がするのでメモする、みたいな使い方をしています。

もちろん、こんなそれっぽい使い方ばっかりではなくて、Youtubeを見ながら居間で1人カラオケをしていて歌詞を覚えたいのでSiaのChandelierを書き写したり、子どもたちのリクエストにこたえるためにジバニャンの絵の練習をしたりもしてます(ジバニャンむずかしい)。

ジバニャン

いや、私の絵心を世界に発信したいわけではなく、私がこのエントリで言いたかったのは、こういう雑念というか、頭の中にふと浮かんだことや伏せ字でないと書けないようなことを、紙の上に文字としてかたちにすると思索が進むというか、そのまま消えてしまわないでちょっとしたまとまりになります、ということなのです。そのまとまりを足がかりに、さらに思いついたことを書いてみると、「あれ、こんなこと考えてたんだ」とか「結局そういうことなのか」という風な気づきにつながります。なんとなくムシャクシャ、イライラしているときなどは心を静める効果もあるように思います。安上がりな気分転換として、頭の中を整理する手段としておすすめする次第です。

整理してみたら予想外に空っぽであることに愕然としたりしますが(;´Д`)


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