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ジムで汗を流したあと、渋谷に向かって歩いていると、いつもより人が多い気がする。ああ、クリスマスだ。立ち寄ったコンビニで店員がトナカイの着ぐるみで接客していた。

電車に乗ると、買い物袋を抱えている人が目につく。若い男女が楽しそうに何か話している。楽しそうに話している男女はいつもいるはずだが、今日は特別楽しそうに見える。

クリスマスを祝う、というよりも、12月24日や25日は大事な人と楽しく過ごす日だからそうしている、というのが平均的な日本人だろうと思うし、そういうスタンスの方が宗教臭さがなくていいなと思う。

楽しそうにしている人を見て、彼らの上に幸せが綿雪のように降り積もればいいと願う。今年は暖冬だが、葉のない木立の枝の間を縫って雪が舞い降りるように、街を行き交うすべての人のもとに何かが届けばいい。

私はかつて上海でこの日を迎えた。20歳だった。あれからずいぶん経ったが、この時期を過ごす人々を見るのは当時も今も好きだ。周囲の顔ぶれは次々と変わり、一緒に過ごす人も変わった。それを振り返るひとつのとっかかりとして、この日は頭の中で一定の役割を果たしているようにも思う。

クリスマスツリーの下にプレゼントを並べ、それを眺め、今年のクリスマスは悪くない、そう思った。

snow

カテゴリー: Blog

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