急須を植木鉢にリメイク

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見た目は気に入っているけれど、使い勝手がどうにも悪い急須があり、以前から頭を悩ませていました。

先日も顔を出した以下の急須です。注ぎ口の根元がぷっくりしています。見た目はいいのです。なんかポテッとしていて可愛げがある。

ただ、この根元部分に茶葉が詰まり、湯がちゃんと出てこないという致命的な欠陥があります。茶が出てこないので傾けると、ふた部分から盛大に茶がこぼれ、周囲にけっこうな被害が出ますし、ふたを押さえている手も熱い。

急須

見た目は気に入っているので捨てるには忍びない。だけど急須としては使えない。

しばらく頭をひねり、この急須は植木鉢として活用しようと決心しました。

底に穴さえ開ければ後はなんとでもなる、と手持ちのドリルでギュイーンとやってみました。格闘すること数分、ドリルが折れました。

陶器は、硬かった。

「さあて面白くなってきたぞ」と大人の余裕を装いつつ、スマホで解決策を検索します。その結果、ホールソーという部品をセットすればなんとかできるかも、というソリューションを得ました。ダイヤモンドでゴリゴリ穴を開けるのです。私が購入したのは以下の商品。

これをセットして再びギュイーン。最初は斜めからちょっとずつ表面を削るように。

ホールソー

途中、削りカスの飛散防止と熱の抑制のために水を垂らします。

急須穴開け中

1分ほどで手に伝わる感触が変わってきて、ストンと穴が開きました。すごくきれいな穴で感動。

急須穴貫通

早速、土を入れて庭に顔を出していた何かの芽を移植。

急須鉢完成

うん、なんとなく格好がついています。成長して何になるのか不安ですが。

せっかくいい道具を手に入れたのでもういっちょ行ってみましょう。以前、小さなサボテンを購入した際の鉢が余ってます。これも底に穴がなくて扱いに困っていました。

鉢

こちらもあっさり貫通し、先日子どもと一緒に道端で積んできた草を植えました。なんかモコモコしてかわいい草だったのです。成長したらちゃんと調べます。

鉢完成

追記:‎PictureThisで調べたところ、この草は六条万年草というそうです。

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