税金の春

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例年2月中旬には咲くジンチョウゲが今年は3月下旬に花盛り。いくら寒かったとはいえ、あまりにも遅い開花である。昨年の地震の影響で植物たちも体調(?)を崩したんだろうか。そういえばエゴノキもようやく新芽が出てきたな。これも半月は遅い。

表題と何の関係もない花の話から始めてしまい、このままいくとメジロとかオナガとか季節の鳥の話を始めてしまいそうなので強引に税金の話に移ろう。

私は今年からe-taxで確定申告を行うことにした。e-taxで確定申告すると4000円の控除があるのだが、カードリーダーが2000円くらいして住民基本台帳カードの取得にも金がかかったので費用対効果でいうとメリットは別にない。確定申告書等作成コーナーで書類を作成し、プリントアウトして源泉徴収票などと税務署に郵送するのと手間もそんなに変わらない。だからほかの人に強くすすめるわけでもないが、自宅のパソコンで作業がすべて完結するのでなんとなくスマートな気はする。

そんなスマートな私だが、今回の申告で驚いたのは扶養控除の廃止である。民主党が子ども手当を実現するためにあっちこっちから財源を確保しようとしたためらしいが、所得税だけでなく住民税でも控除が廃止されるのでけっこうな負担増である。「子ども手当もらえるんだからいいじゃねえか」と思われるかもしれないが、民主党の看板政策を実現するために国会ではいろんな手続きが必要だし、全国の公務員が関係する手続きに向けてあれやこれやと作業しないといけないわけで、そのへんの手間暇が回り回って税金に跳ね返ってくるのでうれしくもなんともない。あっちこっちから金の工面をし、予算の辻褄は合うのかもしれないが、結局この与党は子育てとか少子化対策とかで何がしたいのかさっぱり分からない。なんにせよ金をばらまくのはもうやめて欲しい。ばらまいて足りなくなったら負担するのはこっちなんだし。

関連:子ども手当で扶養控除廃止!増税はいくら?

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