秋の晴れた日は肉を焼く

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バーベキュー用のコンロを買った。これまでは子どもが小さく、アウトドアで火をおこして肉が焼ける過程を楽しむ、ということが難しかったため、導入を見送っていたのである。我が家の子どもは上がもうすぐ6歳、下は3歳である。そろそろレジャーシートに座っておにぎりを頬張るだけの段階からステップアップする時期に来ている。

近所でバーベキューを楽しむ場合、野川公園武蔵野公園に行くことになる。この2つの公園は隣接していて、どちらも管理棟で申し込めば無料でバーベキューを行うことができる。個人的な印象としては、野川公園のバーベキュー広場は木が生い茂っていてちょっと暗く、武蔵野公園の方が明るく風通しが良いように思う。

ということで、我が家を午前10時過ぎに出発して武蔵野公園を目指したのだが、シルバーウィークということもあってか武蔵野公園の駐車場は満車。警備員にバッテンビームを撃たれた。仕方ない。隣の野川公園を目指そう。5分ほどで野川公園の駐車場に到着。こちらはまだまだ余裕がある。1 管理棟でバーベキューの申込みをし、火をおこす。木炭は夏休みに山で使った残りである。今回は、コンロと一緒に下記のような火おこしの缶を購入した。

これがすごく便利でちょっと感動した。この火おこしは、丸めた新聞紙のボールを3つ、4つ用意し、下部にあるロストルの下に入れてそれに火を着けると、あとは煙突効果で木炭を燃やすことができる。木炭を程良くもやすというのは結構難しく、着火剤を使っても良い具合に木炭が炎を出してくれるまでうちわで風を送ったり、口で吹いてみたり格闘することになる。それもひとつの醍醐味かもしれないが、ちびっ子は待ってくれない。飽きて暴れてジュースをこぼし、けんかをする。

それが火おこしを使うと「ほら見てて、火が着いた、わあ木炭が燃えた、よしコンロに入れよう、網を置いて、さあ焼こう」とテンポ良く物事が進み、敵を飽きさせない。今回は近所のソーセージ屋でソーセージを購入し、妻が焼いたフォカッチャに挟んでホットドッグを作った。妻がザワークラウト風に調理したキャベツを用意してくれていたので、ソーセージが焼けたら、キャベツとソーセージを挟み込んでできあがり。手軽だが子どもは大喜びである。大人もノンアルコールビールを開けてホットドッグにかぶりついてみた。なかなか良い。からっとした秋の晴れた日に、外でもりもりご飯を食べるのは実に楽しい。

食後は、さきほどの火おこしに炭を入れ、付属の蓋をしておくと火は勝手に消える。少し時間がかかるが、その間、こちらは子どもの遊具遊びに付き合う。汗をいっぱいかいて、気が済むまで遊んだら、使い終わった炭を専用の捨て場に捨てて片付け完了。

今回は子どもが食べやすいホットドッグを選択したのが良かったように思う。大人は肉を焼きつつ、話をしたり、アルコールを摂取したりできるが、子どもはあっという間に飽きる。そこをうまくごまかせるように、今後も野外メニューを考えていこう。

  1. 私たちが午後1時頃に帰る際は入場待ちの車の列ができていた。やはり休日は早めに来た方が無難である。 []

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