我が悪筆とボールペン

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昔からきれいな字にあこがれております。書道の作品を見るのも好きです。しかしながら、私は絶望的な悪筆でして、常々なんとかしたいなあと考えておりました。

なんとかしたいと思うばかりで、具体的な一歩をなかなか踏み出せずにいたのですが、先日紹介した読書の技法(佐藤 優)のテクネーのくだりを読み、少なくとも今より多少はマシな字にすることはできるだろう。ようはそういう筋肉を作る、それ専用の運動回路を作ればいいだけの話じゃないか。どのみち今よりひどくなることはないだろう。という風に前向きな気持ちが私の中に生じました。これはなかなか珍しいことです。

この気持ちがなくならないうちに、まずは30日できれいな字が書けるペン字練習帳(中塚 翠涛)を買ってきました。Amazonで見るとたいへん評判がいいようですが、購入時、私はこの評判を把握していませんでした。本屋で平積みされていて、見目麗しい書家の方の写真が置いてあり、値段も手ごろだったので手に取りました。にんげん、直感って大事ですね。

ペン字練習帳には30日分の練習課題が含まれています。飽きっぽいので続くかどうか心配していたのですが、なんとか今日で2週間、折り返し地点に到達しました。やり始めてみると、字を書くという行為はとてもいいです。手本に近づくようにていねいにペンを操っていると頭の中が空っぽになってすっきりします。写経をする人の気持ちが分かりました。心が静まります。

なんだかうれしくなってきたので練習用のボールペンも買いました。妻がジェットストリーム派でウチに何本かあるのですが、どうも滑らかすぎるので文具店で比較検討したところ、ゼブラのサラサが私好みの書き味でした。チリチリと紙の表面に溝を付けていくような感覚が指に伝わってきて気持ちいいです。値段も1本100円以下でリーズナブル。替芯は、JF-0.5でゼブラのホームページで入手可能です(200円以上で送料無料)。

ただですね、そのままのサラサはちょっと見た目がチープというかさびしいんですよ。ペンは書くための道具なので外観は二の次なのかもしれませんが、JIS規格「ゲル J/K/L互換リフィル」で、大人のボールペンを作るとか読んじゃうともうだめ。サラサの書き味で見た目がいけてるペンが欲しくなってしまう(嗚呼我が物欲)。それでまたいろいろ物色いたしまして、オートのデュードにたどり着きました。値段はAmazonで970円也。

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これが実にきれいなペンで、アルミ製の6角形の軸は持ちやすく、全体の重さのバランスもいいあんばいです。大満足の私は、字の練習をしている息子と一緒にチューリップの歌詞を何度も書いてみました。いや、相変わらず下手なままなんですけどね。息子に抜かれないように精進していきたいと思います。

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