Archive for 6月, 2010

2010/06/29

ペーパードライバー教習、名刺、アバター

by ctrans

この週末からペーパードライバー教習に通い始めた。とりあえず10時間全5回のコースでお代は66000円。高いのか安いのかよく分からないが、現在の状態では車を買いに行っても店から運転して帰ってこれないし、奇跡的に帰ってこれたとしても車庫入れなんてできない。背に腹は代えられないのである。

で、10数年ぶりにハンドルを握ってみたわけだが、しばらく教習所内を流した後、「じゃあ路上に出てみましょうか」とさらっと言われ、軽くパニックになりながら甲州街道を走ることしばし……あれ?運転できるやん結構大丈夫やん、と少し自分を見直した。教官が横にいると安心感があるし、教習車がマツダのアクセラで運転しやすかったのも良かったのだろう。ただ、視野が狭く周囲の情報を素早くキャッチできなくなっている感覚があったので、しばらくはみっちり鍛えてもらおう。初回はとにかく緊張した。

* * *

疲れ果てて帰ってくると名刺が来ていた。国外の業者も含めて複数の名刺業者をピックアップして調べたのだが、やはり国外の業者はできあがって手元に来るまでにかなり時間がかかるようだったので、結局国内の業者に頼むことにした[1]。今回利用したのは、i-名刺の手書き筆文字名刺である。筆文字でちょっとインパクトのある名刺を手ごろな値段で作ってもらえる。私は「翻訳」の「訳」の漢字をあしらってもらうことにした。

名刺

こうなんていうかちょっと居酒屋のメニュー的な雰囲気も漂っているが出来栄えには満足している。せっかくだからちょっと良い目の名刺入れも探そうと思う。

* * *

息子の夜泣きが激しくなり、しばらくろくにテレビも見られなかったのだが、妻が寝かしつけトレーニングに励み、息子もそれにこたえるようになったので、最近はW杯の中継くらいは楽しめるようになってきた。週末は映画「アバター」を借りてきて鑑賞した。ものすごく凝っていて金がかかっていて過剰なくらい色が溢れていた。最近のハリウッド映画は焼き直しばっかりというか目新しいのがなかったが、これはなかなか新しい。面白いのでもう1回見よう。

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  1. 情報をお寄せ下さったsanfuさん、ありがとうございました。 []

Pinconv 4.11

by ctrans

Pinconvのバージョンアップを行いました。終了時のコマンドバーとサイドバーの状態を起動時に復元する機能を追加したほか、北辞郎検索に関係する不具合などを修正しています。

Pinconvの紹介はこちらのエントリ、詳しい使い方についてはPinconvの使い方を参照下さい。窓の杜による紹介記事はこちらです。

修正点

  • 北辞郎の検索時の検索オプションまわりの不具合を修正
  • 終了時のコマンドバーとサイドバーの状態を起動時に復元するように変更(プラグインによって表示されたものは除く)
  • 検索用のコマンドバーや置換用のサイドバーなどでEscapeキーを押すとエディタ部分にフォーカスが移るように変更
  • 色設定ダイアログのカラーテーマの選択方法を変更
  • 変換データファイルが切り替えられた際のステータスバー更新の不具合を修正
  • 検索時のハイライトの挙動を修正
  • 「ファイルを開く」からWordファイルのテキストを抽出しても「最近開いたファイル」に登録されない不具合を修正
  • Wordのファイルからテキストを抽出する際にインライン要素を無視するオプションを追加(設定ダイアログの「ファイル」タブ)
2010/06/25

ePub版「故郷」の作成と日中混在の注意点など

by ctrans

最近話題の電子書籍を自分でも作成してみたかったので、3年ほど前に訳した魯迅の故郷に少し手を入れてePub形式にしてみた。ePubはXHTMLとCSS、フォント、画像をひとつのフォルダにまとめてZIPで圧縮したようなファイル形式なのでホームページを作ったことのある人間であれば、割合簡単に作成することができる。実際の成果物については以下のリンクからダウンロードしてePub用の適当なビューワで閲覧されたい。個人的にはAdobeのDigital EditionsかSONYのReader Library Softwareが使いやすいと思う。

ダウンロード:故郷 (ePub版)

ePubを作成するためのオーサリングソフトには、当初よく紹介されているsigilを使っていたのだが、日本語周りに問題があるようなので、途中から国産のFUSEeを使用した。現在公開されているのはベータ版でヘルプファイルなども用意されていないが、画面の構成を見れば使い方はなんとなく分かった[1]

fusee-epub

ePubには複数のフォントを同梱することができる。今回題材に選んだ「故郷」に登場する「」という漢字は、日本語のフォントには含まれていないため、簡体字用のフォントを追加しておかないと正しく表示されない。日本語のフォントもデフォルトのままだと読む気がなくなるので、コンテンツにマッチし、かつライセンス的にも気軽に利用できるフォントを追加しておいた方が良い。私は日本語のフォントとしてIPAモナーP明朝を選んだ。ePubにしたときに読みやすくおすすめである。簡体字中国語のフォントは、文鼎(Arphic)提供の簡体字宋体フォント(AR PL SungtiL GB:フォントファイル名はgbsn00lp.ttf)がファイルサイズがコンパクトで良い。日本語や中国語のフォントはどうしてもファイルサイズが大きくなるので、それを埋め込んだePubファイルも大きくなってしまう。20MBという目眩がしそうなサイズの中国語フォントもそれほど珍しい存在ではないので、見栄えの良いコンパクトなフォントは貴重である。

関連:文鼎のフォントのダウンロード先[2]
read more…

  1. 表紙のPNGファイルがちゃんと表示されないなあ、とtwitterでつぶやいたら中の人が速やかに対応して下さった(感謝) []
  2. 簡体字の宋体と楷体、繁体字の明体と楷体の4つをダウンロードできる。ライセンスはArphic Public License。ミラーサイトは http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/GNU/non-gnu/chinese-fonts-truetype/ []
2010/06/23

休み

by ctrans

       / ̄ ̄ ̄ ̄\
     >/_______/|
    |\      __・\_  このところよく働いたので
     |  ..|   ・  /.・`    ) 今日は仕事しませーん
     |  |      /フ ̄| |
     ( ∂  @_/ ̄  / /
     \⊥ \    m/ /
      \    ヽ─ ⌒ /
        ヽ────-

2010/06/14

風邪とエアコンと名刺

by ctrans

10日前に息子が熱を出した。夕方37度台後半だった体温が夜38度、夜中39度とぐんぐん上昇したため、深夜1時にタクシーを呼んで近場の杏林大学付属病院に駆け込んだ。

駆け込むにあたっては、まず救急相談センターに電話をした。119に電話をかけて救急車を呼ぶのではなく、#7119に電話して病状を説明し、どのように対処すべきかアドバイスをもらうわけだが、この#7119が我が家では使えなかった。ひかり電話からは掛けられないのだ。子どものことが心配で焦っているのに、受話器からはプープーと変な機械音が鳴るばかりである。思わず電話を壊したくなったので、この問題には早急に対処していただきたい>NTT。

深夜の救急外来というのは不思議な空間である。あごが外れた女性や顔面に派手な傷を負った青年、中年のカップルなんかがNHKの「ER」をぼんやり眺めて順番が回ってくるのを待っている。そこに高熱なのにいつも以上にはしゃいでいる息子が加わり、みんなでレズビアンのラブシーンを鑑賞する。実に気まずい。「ER」が終わるとアニメが始まった。深夜のNHKもいろいろ工夫しているようだ。私が子どもの頃は、この時間帯は何も放送してなかったと記憶している。

診察の結果、特に気になるところもなく風邪であろうとのことで、一安心して薬をもらって帰宅。

その後、妻が風邪のバトンを引き継ぎ、我が家のアンカーである私にもバトンが渡された。仕事も家事もあるので風邪を引いている場合ではないのだが、最終走者の役割から逃れることもできず、パブロンとユンケルに応援を要請した。先週、私がアウトプットした訳文の半分はパブロンとユンケルで出来ている。

この週末は、ようやく動けるようになってきたので吉祥寺に出かけた。息子の部屋にエアコンが必要だったので、ヨドバシカメラに買いに行ったのだが、まだ本調子ではない体に週末の吉祥寺の人混みはなかなか堪える。乳児連れでは入れる店も限られるので、お茶もしなかった。電車に乗って行って帰ってきただけである(息子はデパートの授乳室で休憩した)。次は食事くらいしたい。

という感じで、この10日くらいは自分のことを何ひとつしていないような気がしてきたので名刺を作ることにした。登録しているエージェントから近く翻訳ワークショップを開催するという案内をいただいたのだが、手元の名刺が少なくなっていたのを思い出し、前から試してみたかったVistaprintを利用することにしたのである。山のようにあるテンプレートをとっかえひっかえして遊ぶのは実に楽しい。

追記:http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20080222 を読んで注文しようとしていた手を止めた。うーむ。

2010/06/02

はじめての河合隼雄

by ctrans

育児書というのがどうにも信用できない。核家族化が進む昨今、我が家もやっぱり核家族なので子育てで分からないことがあったら医者に聞いたり、ネットで検索したり、本を読んだりして乗り切ることになる。書店で育児関係の雑誌やムックを手にする機会も増えた。そしてそのたびにイライラする。

「赤ちゃんはLとRの発音の違いが分かります。さあ、早期英語教育を!」とかいうのを読んでいると、売り物なのに床に叩きつけたくなる。翻訳者の私が言うのも何だが言語というのは手段である。伝えたい何かがあってはじめて出番が回ってくるのが言語であって、伝えたいことが何もない人間が母国語以外の言語を習得しても何の役にも立たない。逆に論理的な思考回路ができあがっていれば、外国語なんか後から何とでもなる。

育児本を眺めていると、こうやって文句をつけてるうちにエキサイトしてくるので(これはほんの一例である)、最近は読まなくなっていたのだが下の本は良かった。河合隼雄の本を読んだのはこれが初めてである。とても良かった。

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親というのは自分は自分らしく生きたいとなどというくせに、子どもには没個性的な「良い子」を押しつけがちだ、というようなことが書いてあって(正確な言い回しは忘れた)実に考えさせられた。親子関係がうまくいってないときは、まず夫婦関係を検証しよう、というのにも考えさせられた。家族に関するさまざまな問題が示され、それについて河合氏が自分の考えを述べるのだが、やわらかいのは語り口だけで、問題の本質をむんずとつかみ出すところには凄みを感じるというか圧倒された。今この時期にこの本を読めて本当に良かった。私の評価もAmazonと同じ星五つである。

2010/06/01

Pinconv 4.10

by ctrans

Pinconvのマイナーバージョンアップを行いました。テンプレート置換のファイル切り替えに関連する不具合などを修正しています。

Pinconvの紹介はこちらのエントリ、詳しい使い方についてはPinconvの使い方を参照下さい。窓の杜による紹介記事はこちらです。

修正点

  • 登録ユーザ専用機能「データファイルの保存先を変更」の挙動を変更
  • テンプレート置換のファイル切り替えが正しく動作しない不具合を修正